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仮想通貨BIGToken(ビックトークン)とは?その特徴と将来性を解説

仮想通貨BIGToken(ビッグトークン)とは?

仮想通貨BIGToken(ビッグトークン)とは、不動産の資産価値をトークン化して誰でも気軽に不動産投資を行えるようにするプロジェクトです。

このトークンはイギリスのヴァージン諸島に拠点を置くBIG Toknen Limited社がICOによって発行する予定であり、同社のランドスポンサーが所有する不動産資産に裏付けられるといった、裏付け資産有りの仮想通貨となります。

本記事では、BIGTokenについてその特徴や将来性などを解説していきます。

BIGToken(ビッグトークン)が発行する「BIGトークン」とは?

上述したBIG Token Limited社が発行する「BIGトークン」は、同社のランドスポンサーが所有する不動産資産に裏付けられた仮想通貨であり、それはある意味「実態の伴った」資産とも言えます。

BIGトークンの問題解決

同社が発行したホワイトペーパーを見ると、本プロジェクトでは「今日までのデジタルトークンには内在的価値及び有形資産が存在していない事」が問題定義されています。

そんな中で、このBIGトークンが金本位制のように有形資産を裏付ける事で、以下の問題を解決出来るとされています。

  1. 実物の不動産のエクイティバリューと同等の基準価額を持つ事が出来る。
  2. 不動産と価値を連動させる事によって価値貯蔵手段を提供出来る。
  3. 土地所有者は自社の開発施設における決済手段としてBIGトークンに対応出来る。

BIGトークンのベネフィット

このBIGトークンは、後述するBIGTokenのICOによる資金調達で発行されますが、調達された資金は土地所有者に貸付られます。

そしてICOによる資金調達が終了した一年後、BIGトークンの価格維持を目的として市場から買い戻しも行われる予定です。

なお、BIGトークンが取引所に上場された後は、飲食施設やビジネス施設などといった関連する開発施設での決済手段として利用する事が出来るとされています。

また、完成した物件の支払いにも対応されるとの事であり、仮想通貨で不動産が購入出来るようになります。

このように、BIGトークンを保有していれば裏付けの不動産価値が上がれば値上がり益となり、それを使って決済をする事も出来るのです。

BIGToken(ビッグトークン)の特徴

会社概要

本プロジェクトにてトークンを発行するのは上述したBIG Token Limitedですが、同社は子会社であり、上には「株式会社 BIG Grp」と呼ばれる親会社があります。

BIG Grpは子会社を計2社持っており、一社が金融商品取引業に登録し、もう一社は貸金業者に登録しています。

東南アジアで7件所有されている不動産

BIGTokenは実際にベトナムに1件、タイに7件物件を所有しており、いずれもシーフロントやビーチフロントに位置する一等地とされています。


引用:BIGTokenホワイトペーパー

この物件のターゲットは出張者や旅行者、地方に志を持つスタートアップなどとされており、ハイクラスな物件を親会社と共同で管理する予定です。

BIGTokenのビジネスモデル


引用:BIGTokenホワイトペーパー

BIGTokenでは土地所有者の保有する土地の価値に応じたトークンが発行され、所有者は80%を法定通貨で受け取り、残りの10%はBIGトークンで借り入れ、親会社であるBIG Grpによって管理されます。

このトークンは所有者がデフォルトした際に払い出されるものです。

また、その管理されている10%のトークンの中から更に10%を利払いとして充てる事ができます。

決済プラットフォーム

BIGTokenは決済プロトコルの開発にも着手しており、ブロックチェーン技術と高速なトランザクションを可能にするHashgraphの両技術を取り入れたハイブリッド型システムを構築しています。


引用:BIGTokenホワイトペーパー

これによって、1秒あたりに25万件のトランザクションを処理する事が可能とされています。

BIGToken(ビッグトークン)のメリット


引用:BIG Token

BIGTokenを保有する事によって、対象となる不動産物件を割引して購入したり対象の施設のサービスを受けられるといったメリットがあります。

後述するICOプロジェクトが終了した後は物件の限定的な販売も開始される予定とされており、タイのリゾートエリアの物件をお得に購入出来るチャンスとなるでしょう。

BIGToken(ビッグトークン)のICO

ICOの概要

上述した通りBIGTokenはICOによる資金調達を行っており、調達された資金はランドスポンサーに貸付され、新たな開発・建設費用などの目的で使用されます。


引用:BIG Token

BIGトークンは合計4億発行される予定であり、その内の80%である3.2億のBIGトークンがICOで販売され、残りの20%である0.8億のBIGトークンは準備金に充てられます。

ICOの参加方法

大まかな本ICOの参加方法は以下の通りです。

  1. イーサリアムのウォレットを作成する
  2. 公式サイトにてユーザー情報を登録
  3. イーサリアムを購入
  4. BIGトークンを購入

まず手順としては先にイーサリアムのウォレットを作成する必要があるので、「MyEtherWalletを作っておきましょう。

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次に、こちらのICO参加フォームから「名前」「メールアドレス」「電話番号」を登録します。

次に、本人確認です。

個人(INDIVIDUAL)か法人(CORPORATE)かを選択しましょう。

その次に名前とアドレスを入力します。

その後は必要事項をフォームに沿って入力して行きましょう。

ウォレットに関しては先ほど登録したイーサリアムのウォレットアドレスで問題ありません。

そして各個人情報を再度入力しますが、「資金源」「銀行名」「住所」は任意なので、入力無しでも問題ありません。

全て完了後に「接続する」をクリックし、本人確認証のアップロード画面へ進みます。

パスポート、もしくは免許証のいずれかを提出しましょう。

提出後は本人の自撮りを一緒に本人確認証の提出が求められるので、画面に従って写真をアップロードするようにしましょう。

全てアップロードを済ますと登録が完了します。

なお、その後はイーサリアムをBIG Token指定のアドレスに送金して購入を進めましょう。

BIGToken(ビッグトークン)のロードマップ


引用:BIGTokenホワイトペーパー

上記の図がBIGTokenのロードマップですが、最近のICO市場の状況もあり少々予定とは異なってしまう可能性もあるでしょう。

予定では2018年Q4で取引所へ上場、BIGトークンの決済プラットフォームの開発が予定されています。

特に上場のアナウンスは見逃さないようにチェックする必要がありますね。

BIGToken(ビッグトークン)の将来性

以上がBIGTokenでしたが、現在のBIGTokenのロードマップ進捗はICOによるトークンセールのフェーズであり、これは2018年7月9日に終了する予定とされています。

そして上述したように、ICO終了から1年後はBIGトークンの買い戻しが行われるので、理論上市場の供給量が減少してそのトークンの価値の上昇が見込めます。

しかし、実際にその後の決済プラットフォームの開発や用地に関する計画立案等が本当に計画通りに進められるかは不透明です。

ここはホワイトペーパーを見るだけではわからない点も多いので、運営側からの情報を待つしかありません。

ですが、タイやベトナムといった現在着実に経済成長が進んでいる新興国の不動産には筆者も魅力を感じます。
ただ、実際の物件はベトナムとタイの計7件のみとまだまだロケーションが少ないようにも思いますが、今後の拡大に期待するしかありません。

また、今回のICOプロジェクトは、不動産の価値に裏付けられたトークンを提携のスポンサーに貸付する事で成り立つモデルなので、専ら相手の信用が不可欠となるでしょう。

そして実際に投資する物件がどのようなものなのか、出来るなら自分の目で見ておいた方が良いのかとも感じます。

その物件のロケーションの環境を把握せずに不動産に投資するのはハイリスクだと考え、これは本質的には不動産投資であると言って良いでしょう。

逆に不動産は目に見える資産なので、確信を持てた場合は自分でも納得の行く投資になるはずです。

ABOUT ME
Kenta@フリーライター
Kenta@フリーライター
新卒で入社した大手金融機関を11ヶ月で退職し、仮想通貨・ブロックチェーンに特化したフリーライターとして活動中。現在は場所を選ばず住所不定の”Decentralized”な生活を満喫している。