ビットコイン(Bitcoin/BTC)

今週のビットコイン(BTC)の価格変動(6/30~7/6)

ビットコイン、ようやく下落トレンド脱したか

引用:https://bitflyer.com/ja-jp/bitcoin-chart

これまで下落してきたビットコイン(以下、BTC)は一時6700ドル台に回復し、レジスタンス水準とされている6500ドル以上で取引されるなど、ここ数日間で500ドル以上の上昇を見せました。

抵抗線を上回ったことに加え、期間中、常に移動平均(1時間足チャート)を上回っていたことが、ポジティブなサインだとしました。

またBTCは、先週と比べ8%増の54億ドルに膨れ上がったことが肯定的な見方へと変わった要因となりました。

しかし、悩みの要素が解消されたわけでなく、仮想通貨取引所が被ったハッキング盗難被害などの件数が、2018年上期だけで、17年通年の3倍以上に増加しました。

ハッキング事件は、マネー・ロンダリング活動の増加に何かしらの関係性を持つため、今後も注意が必要とされています。

7月1日

BTCマイニング首都と言われる中国四川省で発生した大洪水により、BTCをはじめとするマイニング施設に大きな被害が出ました。

被害は甚大で、1台5万円〜15万以上、中にはそれ以上する高価なマイニング機器の修復は、ほぼ不可能のようです。

世界におけるマイニングの70%は中国で行われているため、BTCハッシュレートが下落すると思いきや、チャート上では確認されていないためよかったと言えるのでしょうか。

しかし、マイニング機器の被害数は、数万台ともいわれている為、今後どのような影響が及ぶのか未知数といえるでしょう。

7月2日

Phil Potter氏辞任により将来の仮想通貨市場に楽観的か

Tether(テザー)社と、ここ数年「公然の秘密」とよべる関係にあったBitfinex社、両社に勤めていたPhil Potter氏が、辞任したニュースは一時騒動を引き起こしました。

Tether(テザー)とBitfinexのCSOが辞任による影響 先月は仮想通貨市場を揺るがす出来事が、国内外でめまぐるしく頻発していました。 特に仮想通貨取引所Bitfinexそして、同...

テザー/Tether(USDT)はBTC価格に常に影響を与えてきており、仮想通貨資産はUSDTに換金され、アルトコインなどに集まっていました。

USDTの取引は、一般的に14〜17%であったのに対して、30%ほどまでに高まるなどここ数日勢いを見せており、多くの取引所でがBTCと、USDTのペアが提供されていることから、BTCにも一定数流れ込むことが予想されます。

そのため市場では様々な憶測が流れており、大物投資家やインフルエンサーは

「7月中旬以降から仮想通貨市場の相場は回復する」

「2018年末にはBTCは3万ドルまで上がる」

と発言しておりますが、彼ら自身が有利となるように導いている可能性もあるため注意が必要です。

ビットコイン(Bitcoin)の価格はテザー(tether)に操作されているどうやら2017年のビットコインの驚異的な値上がりは、tether(テザー)を使った人為的なインフレなようです。 これはテキサス大...

Zaif、マイナス手数料サービス終了

日本国内取引所においては、Zaifのマイナス手数料が終了することとなり、以下のように変更となります。

手数料変更前変更後
AirFX:日次手数料0%0.04%
BTC:maker手数料-0.05%0%
BTC:taker手数料-0.01%0%

取引するたびに手数料がもらえていた、Zaifのマイナス手数料が好評だっただけに、今後の取引量が気になりますが、変更後の手数料はあくまでも0%のため影響は限定的でしょう。

Zaif(ザイフ)の評判は?使い方や登録方法、手数料を徹底解説ホリエモンも注目する仮想通貨取引所「Zaif」 出典:https://corp.zaif.jp/ 「Zaif(ザイフ)」とい...

仮想通貨取引所CoinbaseがCoinbase Custodyを開始

米国大手の取引所Coinbase(コインベース)は、機関投資家に向けたCoinbase Custody(コインベース保管サービス)を開始したことで、機関投資家やヘッドファンドが仮想通貨への投資を容易くしました。

これに対して、仮想通貨市場は敏感に反応し、2日時点のビットコイン時価総額は中央値で11.4%上昇しました。

過去6年、セキュリティー重視に通貨のストレージ(保管)技術を開発してきたことで知られるCoinbaseですが、現在このシステムを活用し200億ドルに及ぶ仮想通貨を管理しています。

新サービスとなるCustodyは、この技術に基づき、コールド・ストレージ、機関投資家レベルのブローカー・ディーラーと報告サービス、仮想通貨保管サービスなどを組み合わせた画期的なサービスとなります。

coinbase Custodyの営業を開始いたします。このストレージサービスによって、ヨーロッパとアメリカの機関投資家の皆さんは安全に仮想通貨資産を運用できるようになります。

年末までにアジアの方々にも運用できるよう努めます。

米取引所Coinbase(コインベース)の特徴や今後の展開について解説仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)とは? 引用:Coinbase公式サイト Coinbase(コインベース)とは...
Coinbase(コインベース)がついに正式に日本で立ち上げついにCoinbaseが動き出す 引用:https://blog.coinbase.com/ 仮想通貨の世界的普及を加速...

7月3日

欧州のブロックチェーン・トレーディング・プラットフォームの「we.trade」を介して5つの大手銀行と、20に及ぶ企業間が、初めて国境を超えたライブでの金融取引を完了させたと発表しました。

「we.trade」は、ハイパーレジャー・ファブリックを基盤としたIBMのブロックチェーンプラットフォームを基盤にしており、ドイツ銀行をはじめとする9行で共同開発され、クロスボーダー金融取引を効率化する目的があります。

現在、欧州では11カ国でwe.tradeを運用しており、次なるステップは、そのほかの銀行と、その顧客から同意を取り付け、今夏の商用利用を目指しています。

仮想通貨相場にとっては、好材料として機関投資家の動向が注目されました。

7月4日

取引高世界一を誇る、Binance(バイナンス)にてシスコイン(SYS)のAPIが不正ハッキングにより、異常な取引が発生し、一時緊急メンテナンスが実施されました。

Binanceによる早急な対応により、私たちの資産は無事であり、取引に支障を及ぼしたユーザに対しては、

  • 取引手数料が無料

その他のユーザーに関しては、手数料の70%をバイナンスコイン(BNB)で払い戻し、将来のユーザの利益を確保するためにSAFUを作成します。

SAFUとは、Binanceの取引手数料の最大10%をSAFUに配分し、ネットと分断されたコールドウォレットに保管することで、ユーザーと、資産を保護する目的です。

現在は利用再開しておりますが、取引所はあくまでも通貨の売買を行うところであり通貨の保管場所ではないため、ウォレットへの保管をオススメします。

[速報]仮想通貨取引所Binanceが緊急メンテナンス実施Binanceにて、一時的にサービス利用停止 仮想通貨取引所Binanceが、日本時間9時36分に公式ブログ・Binanceプラットフ...
Binance(バイナンス)のハッキングリスクについてBinance(バイナンス)がハッキングを受けた原因とは バイナンスにハッキングを受けたと発表があって、それを聞いたバイナンス利用...

7月5日

前職はBitGooのリードエンジニア、現在はCasaHODLを開発されているジェムソン・ロップ氏は推定で400万BTC、200万BTCが盗まれていると述べてました。

計600万枚BTC(約42兆円)はアクセス不可能となっております。

更に失ったBTCを回復するためのハードフォーク実施するのも不可能のため、すでに決まっているBTCの配給量(2100万BTC)の内28.5%が永遠に失われたことになります。

しかし悲観的に捉える必要がないかもしれません。

BTCが、金などの既存の資産より、価値の保存観点から優越するならば、そうはい終了の75%という事実は長期的にビットコイン価格の上昇に寄与する見方が強まっています。

つまり供給数が減少すればデフレ効果により一枚あたりの価格が高くなるということです。

「Burn(バーン)」と呼ばれるシステムも、この一般理論を元に実施されており、一定数の通貨をBurn(バーン)することで、

  • デフレ効果
  • インフレ防止

などを狙っています。

投資家やアナリストの中には、数年で1,100万円以上に達すると予測する人も増え始めています。

ビットコイン(BTC)の来週の予想

筆者は、3つの理由をもとにBTC価格が7月中に回復するのではないかと推測します。

BTCに再び資金が集まる

アルトコインや、トークンに、去年のような急激な上昇する勢いが見えていないため、しびれを切らした投資家たちが資金を再度ビットコインに流入するのではないかと考えております。

BTCは、全体の三分の一を占める取引のため、取引高が増えることで仮想通貨全体に強気な姿勢が戻るのではないでしょうか。

確かにBinanceハッキング疑惑などの事件報道がありましたが、全体的に悪いニュースを耳にしないため、楽観的な見方の方が多くなってきているのでしょう。

朗報が続く仮想通貨業界

一部の間では、価格下落は市場操作だとして、仮想通貨取引所の規制や、日本取引所への業務改善命令など価格下落に至る要素が満載のため、市場はたいへん敏感でした。

しかし仮想通貨業界は急速なスピードを誇っており、今後もサプライズや、期待を上回るニュースにより仮想通貨相場に回復傾向を見せるのではないでしょうか。

ビットコイン(BTC) ETFによる資金流入

BTC価格が上昇するには、機関投資家をはじめとする資金が流入することではないでしょうか。

現時点で新規の資産流入が少ないことや、テザー/Tehter(USDT)新規発行によってUSDTのような法定通貨に裏付けられた通貨の流入だけでは十分な見込みはないでしょう。

ETF(上場投資信託)のような合法化された資産の台頭や機関投資家の本格参入により市場拡大が見込めるでしょう。

依然、上昇トレンドの中にあるとはいえ、価格動向に注意が必要でしょう。仮に保ち合いを離れた後下方向に向かった場合には、最悪大きな下落に繋がります。